第20回JTF翻訳祭 (2014年) |
片付けものをしていたら、昨年参加した翻訳祭のメモが出てきました。
とても面白いパネルディスカッションでしたので、断片的な内容ではありますが残しておこうと思います。
もう記憶も定かではないので、手書きのメモをそのままタイプしただけです。小見出しもなし。
新米の上り坂、中堅の曲がり角
(KI(氏)にはなれないけれど)
トラック6、セッション4
十人十色メンバー
Sさん
英日、日英、英文校閲
直接受注 1~5割
他の翻訳者との連携
Iさん
ドイツ語
翻訳会社から∵ドイツ語なので
10社、メインは5社
Mさん
特許と法律以外
「駆け出し」と「中堅」
・単なる経験年数ではない
営業力/交渉力?
収入?
品質
Mさん
ある程度安定して仕事が来る
断ることもある
たのみ込まれるほどではない
Iさん
採用側にいたとき
トライアルの合否は数行で分かる
合格率は5%くらい(他社でも同様)
中堅:トライアルの合否のポイントが判っている
ポイントが5つあるなら4つくらい→中堅といえる
年に1人から2人すごい人が来る
まだ未熟だけれどスジがいい人が年に1人
2年くらい経って5社くらい
断ることもある
時間ができたと連絡するとすぐ仕事が来る
→中堅になったと感じた+価格交渉を始めてもいいかな?と思い始めた
Iさん
駆け出しのうちに心がけたこと(社内翻訳者だった)
・先輩の話を聞く
・辞書を引く(今の人は?よく引くのはWeblio?)
Sさん
自分の売り方
・仕事がオーバーフロー→レート交渉(エージェントの場合)
・納品時、訳語の選択の根拠等をコメントに記載していた
「中堅」の曲がり角
・自分を磨き続けること
Mさん
SNS(17~18年前はインターネットが未発達)
刺激を受ける
勉強会に参加する
Iさん
翻訳会社の見分け方
単価が高いところを探すのであれば、入札案件が多いところは避けた方がいいかも トライアルに受かっても、単価が低い場合は取引しない
∵価格交渉は困難だった(上げてくれても仕事が来なくなる等)
・自分
・交渉(vs複数エージェント)
・スケジュール:時期(来週末ならOK)、曜日
・特長:速度、量、やる気、得意分野、専門知識、経験豊富な資料種別
単価:スタートレート 8円/ワード(翻訳白書)
8円×2,000ワード×20日×12ヶ月=
単価交渉
・受注が安定したタイミング
・ふだんと違う案件のとき
・トライアル経由より紹介
・自分を知ってもらう(売りをアピール)
・獲得したい仕事を明確にする
・上げ幅は1割
成功率50%→うち50%は仕事が来なくなった
スターティングから2~3割が上限
交渉(vsソースクライアント)
・相手探し
1)知人ルート(挨拶、雑談)
役職、出向、大学、定年・再雇用
業界情勢
2)同業者からの紹介-ふだんの交流
・高品質・高レートモード
得意技、適切なサポーター(ネイティブチェッカー)
・柔軟に対応モード:相手の要求の理解
・契約事務:使用決定、出金メカニズム把握(経験で効率化可能)